以前、私が一緒にとある仕事をしていた人(Zさん)を彼に会わせる機会がありました。
忘年会のような集まりだったのですが、是非彼もつれておいでと言われたからです。
Zさんは、見た目もちょっとしたヤクザ風で、あまり真面目そうに見えるタイプではなかった
のですが、一緒に仕事をしていたのは事実だし、悪い事をしているわけでもなかったので、
隠す必要はないはずだと思って、彼を連れて行きました。
大体、忘年会に一人で行くなどという事は、許されるはずもないと思っていたし、
彼を連れて行くしかないと思っていました。
会場に着くと、早速彼は不機嫌な顔をしだしたので、私は「しまった・・・」と思ったのですが、
その時は、もう既に手遅れでした。
飲んでも飲んでも、私は少しも酔わず、ただ涙が出てきたりなどしていました。
はじまった途端に、帰り道の恐怖におびえていなくてはいけなかったからです。
帰り道、彼は私にこう言いました。
「お前は、どういう風にするとああいう人間と知り合いになるんだ?ただのチンピラじゃないか?
やってる事がすべて中途半端じゃないか?どうせ、付き合っていたんだろう?
俺は、お前の事をもっと純粋な子だと思っていたのに・・・お前はうそばっかりついているんだな?
ガッカリした・・・。言ってみろ!どうやったらああゆう知り合いが出来るんだ?
お前は一体何をしているんだ?」私は、「知り合いからの紹介で知り合った。気に入らないと言うなら、もう関わらないようにするから、どうか許して欲しい。」
と言いましたが、彼の話はどんどん広がっていき、私がどれだけ軽い女で、おかしい人間関係
を築いているのかという事に関して、延々と話続けたのでした。
彼は、もっともらしく説明するし、ひどく怒っている様子だったので、あまりにも恐ろしく、
私は、ただただ謝ることしかできませんでした。
何度も謝り、やっと許してもらったと思ったその時、彼は突然こんな話を始めたのです。
「大体、3ヶ月前くらいに、朝に男から電話がかかってきただろう?
そいつは一体なんだったんだ?お前はどういう人付き合いをしているんだ?
朝に電話をかけてくる男がいるなんて。そんなの、ただの友達のはずがないだろう?
お前あの時、電話の相手に「今コンビニならもうすぐ家に着くね。気をつけて帰ってね。」って
言ったよな?なんでコンビニから家が近いって事を知ってるんだ?付き合っていたんだろ?
そいつの家に行っていたんだろ?」3ヶ月前とは・・・と、私は過去にさかのぼって考えました。
あれは確か、彼と付き合い始めたばかりの頃でした。朝に、男友達から電話がきたのです。
夜勤をしていた友達は、たまに仕事帰り(朝8時~9時)に電話をかけてくる事があったので、
朝に電話をかけてこられたらまずいと思った私は、その時友達に、
「彼氏が出来たから、あまり変な時間に電話してこないでね。」と言い、それ以来その友達が
私に電話をかけてきたことはありませんでした。しかしまさか、彼がここまであの一度の電話を
引きずっているなんて、私は夢にも思っていなかったのです。
「ただの友達だよ!」と泣きながら訴えるわたしに、彼はこう言い放ったのです。
「早く、こっちの世界に来たらどうなんだ。」【モラハラ男の特徴 : 予想困難な妄想で責める】- はじめに - このブログの目的①モラ男の第一印象 - 出会い編②モラ男との初の直面 - パーティ編③モラ男の嫉妬心 - コンサートのチケット編 ④モラ男との約束 - 田舎のおばちゃん編⑤モラ男の束縛 - お友達との休日編⑥モラ男の世界 - 人間関係編⑦モラ男の計画 - 友達の結婚式編- 別れられない女 -⑧モラ男へのメール - 最初で最後の試み⑨モラ男の優しさ - 仕事後のマクドナルド編⑩モラ男の苦しみ - ウツ状態になった私⑪モラ男を傷つけた女 - 私の失敗編- セカンドアビューズ(二次被害)について -⑫モラ男の言葉の裏 - 話し合い編⑬モラ男と別れたい – でも別れられない ⑭モラ男の自慢 - 家族・友達編 - 別れを決意するために - ⑮モラ男への手紙 - 別れを決意編 ⑯モラ男との最後の会話 - 心の病編 - 私は「最低女」じゃない! -【モラハラ語録】- このブログへ来てくれるみなさまへ