それは、夏の終わり頃、友達同士での飲み会での出来事でした。
友達Tさんの古い友人という事で、彼が初めて私の前に姿を現したのです。
なんて男っけがなく、清潔感がある人なんだろう。というのが、第一印象でした。
それに、話がうまくて面白い。気がきくし、真面目な人だなと感じました。
その時、ちょうど私は彼氏と別れたばかりで、「2ヶ月音信不通だった彼氏にふられちゃった
よ~!私、よっぽどうざい女だったのねぇ!」というような、失恋話を面白おかしく話して、
みんなで笑っていました。
そんな中、彼は真面目に私の話を聞き、
「そのままでもいいよ!そういう君を好きになってくれる人は絶対いるんだから。
無理して変わる必要はないよ。」と言ってくれたのです。
私にとって、その言葉はとても嬉しいことでした。
こういう人と付き合えたら、幸せなのかもしれないなぁ・・・と、その時私は思ったのです。
それから、何度か同じメンバーでの飲み会があり、次第に私達は仲良くなりました。
3回目あたりに会った時についに連絡先を交換し、私達は連絡を取り合うようになりました。
その日からというもの、彼は私に毎日まめにメールを送ってきて、
さらに、一日一回は必ず電話をかけてくるようになりました。
そんな状態が1ヶ月以上続き。私はしだいに、彼に惹かれていったのです。
前の彼氏が、私に無関心で悲しい思いをした事もあり、「ここまで、私の事を考えてくれる人は
初めて」と、とても嬉しく思ったからです。
出会いから2ヶ月くらいがたった頃には、私達はかなり親しくなっていて、
何の疑いもなく、ごくごく自然に、私達の付き合いは始まりました。
後々、こんな恐ろしいことが私の身に起きるなんて、その時は夢にも思っていませんでした・・・。
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